海カフェで一杯 Vol.2

沖縄の海を眺めながら「浜辺の茶屋」で味わう至福のひととき

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沖縄の海を眺めながら「浜辺の茶屋」で味わう至福のひととき

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海カフェで一杯〜日本全国の名景とともに過ごす時間〜。今回ご紹介するカフェは、Vol.1でこ紹介した「カフェくるくま」と同じ沖縄県南城市にある。因みにこの地域には有名演出家の別荘や工芸品の工房が多くあり、地元住民はこの地域をさちばると呼ぶ。

海カフェの草分け的存在である「浜辺の茶屋」

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「浜辺の茶屋」はオープン以来、全国にファンを持ち”元祖海カフェ”と呼ばれるお店。店長一家が力を合わせて建てたという店舗は、自然に馴染むように設計されており波打ち際に面している。
 
 

沖縄の海を前に南国を実感できる一杯

ハイビスカスとパッションフルーツのセパレートティー:550円(税込)著者撮影

季節や潮の満ち引きで表情を変える景色を楽しみながらいただくハイビスカスとパッションフルーツのセパレートティーは、南国の空気を実感することができる一杯。赤と黄色の鮮やかな色合いは飲んでしまうのがもったいないほど。

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「眺めの良さを感じて欲しい」とつくられた店内の大きな窓からは、刻々と表情を変える紺碧の海が広がる。満潮時には窓の目の前が海面になり、あたかも海の中にあるカフェのようになる。

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このあたりの浜辺は遠浅の海なので、干潮時には広大な陸地と琉球石灰岩が出現する。散策しながら海の生き物を観察することができるのも魅力の一つ。

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屋上にはテラスもあり、こちらからは潮風をより一層感じながら青い海のグラデーションが見渡すことができる。
 

南城市の食材を使ったメニューも充実


沖縄フルーツと野菜のカンパーニュサンド:550円(税込) 著者撮影
石窯で焼いた天然酵母のカンパーニュに季節のフルーツと野菜、そしてクリームチーズを挟んだ具沢山な逸品。自家製のカンパーニュは、店主の母がこねて系列店の「山の茶屋」の釜を使い、店主の兄が焼いているそうだ。小粒のレーズンが小麦の酸味や風味を引き立てており、ざっくりした皮の素朴な味わいがクセになる。
 

優しい潮風に包まれ、日常と一気に切り離されてゆく…。そんな贅沢な空気が浜辺の茶屋にはあった。次回はどんなカフェが出迎えてくれるだろうか…。
 

※以下のお店情報は記事投稿日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。

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