グルメ北海道開拓史 Vol.3

コーヒーと本を存分に楽しめる!札幌の有名珈琲店「MORIHIKO. 藝術劇場」

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コーヒーと本を存分に楽しめる!札幌の有名珈琲店「MORIHIKO. 藝術劇場」

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北海道在住ならではの強みを生かし、北海道グルメのセオリーに囚われない良質なグルメ開拓し情報を発信する、タベアルキスト榎内保幸による当コラム。今回は札幌のコーヒーシーンを牽引している森彦を紹介したい。


前回のコラム

札幌のコーヒーシーンを牽引している「森彦」


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東京のコーヒー業界ではCMでもお馴染みの「猿田彦」が有名ですが、札幌のコーヒーシーンを牽引しているのは「森彦」だと言っても過言ではありません。なぜ「猿田彦珈琲」を引き合いに出したかと言いますと、影響力のある有名珈琲店というだけではなく、同じ「彦」繋がりからであることは賢明な読者の方は、既にお気付きかもしれません。

1996年に円山にある木造民家の小さな喫茶店からスタートした「森彦」は、札幌市内に数店舗を展開しており、本店は今も創業の地で人気を博しています。初めて北海道に来たならば、聖地巡礼としての森彦本店への訪問もいいでしょう。

その他にも、電車通りにある「アトリエ・モリヒコ」や焙煎工場を備える「プランテーション」、リノベーションしたホテル1階にある「MORIHICO. STAY&COFFEE」など、それぞれコンセプトの異なる魅力的なお店があるのですが、今回ご紹介するのは森彦最新店である「MORIHICO. 藝術劇場」です。


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今年の10月にグランドオープンした複合施設「札幌市民交流プラザ」の1階にあり、天井が高く、開放的な空間からは森彦らしいセンスの良さを感じます。


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隣りには「札幌市図書・情報館」があり、コーヒーをテイクアウトして図書館で飲むのも良し、図書館から本を持ち出して、店内で読むのも良しの双方向の嬉しい使い勝手の良さが1つの特徴と言えます。

札幌を始めとした北海道の情報誌も揃っているので、コーヒーを飲みながら、旅行計画を立てるのも良いかもしれません。因みに私は「北海道民のオキテ」という漫画をコーヒーのお供にチョイスしました。


おいしんぐ!編集部
店内にも図書館司書がセレクトしたという書籍もあり、藝術劇場のお店らしく、コーヒーと本を存分に楽しめる趣向になっています。

おいしんぐ!編集部
コーヒーはハンドドリップで期間限定メニューも含めて、7種類のバリエーションがあり、おすすめは藝術劇場らしさがあるアートブレンドかもしれませんが、自分の好みを探してみましょう。


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森彦のサイフォンは、コーヒーを待つ時間さえもおいしくしてくれます。

おすすめしたいスイーツ「ガトーフロマージュ」


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コーヒーとともにおすすめしたいのが、森彦の名物とも呼ばれている「ガトーフロマージュ」です。「マリ・ピエール」という森彦のパティスリーで作られており、スフレタイプのチーズケーキは軽い食感でしつこくなく、コーヒーとの相性も抜群です。

コーヒーだけではなく、スイーツにもこだわりを見せるところに、森彦らしさがあると言えます。


著者撮影
藝術劇場らしさがあるアートブレンド。豊かなアロマとコク。バランスの取れた味わい深いコーヒーです。
 

森彦の店舗の中では最も札幌駅から近く、アクセスも良いので、札幌旅行の際に1度は訪れて見てはいかがでしょうか。
同じく2階には森彦初のレストランの「DAFNE(ダフネ)」があり、レストランで食事後のカフェ使いもおすすめです。

※以下のお店情報は記事投稿日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。

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