1963年創業の老舗鮨屋

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こちらのお店はピーク時間には行列ができるほどの人気。宮ノ下界隈では有名な昔ながらの典型的な鮨屋だ。着席と共に出されるお茶の湯飲みには店主と奥様の似顔絵が描かれており、和やかな気分にさせてくれる。

家庭的な雰囲気が漂う店内はこじんまりとしており、席はカウンター6席にテーブル席と座敷がある。

メニューは、元祖アジ丼の他にトロのすき身と小田原名物の梅肉を組み合わせたオリジナル巻き寿司のみやふじ巻や鯵と烏賊を味噌で混ぜた漁師丼など魅力的な魚介料理が揃う。

漁師料理からヒントを得て考案したアジ丼

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看板商品である元祖アジ丼は、漁師料理からヒントを得て考案したオリジナルの丼だ。毎朝主人自らが小田原漁港に足を運び仕入れた新鮮な鯵を注文を受けてから捌き細切りにして秘伝の特製ダレを絡め酢飯の上に盛りつけられて提供される。

相模湾で獲れた新鮮な鯵はプリプリの食感でしっかりとした弾力があり、鰹出汁ベースの秘伝の特製ダレに絡めることで素材の旨味が昇華する。また細かく刻まれたガリの酸味が隠し味となっている。

鯵の新鮮さと秘伝の特製ダレが酢飯と絶妙に混ざり合う定期的に食べたくなってしまうアジ丼である。

「毎日の鍛錬がなければ、ひらめきは生まれない。」鮨處やまだ・山田裕介さん＜前編＞

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※以下のお店情報は記事投稿日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。