この料理を食べる為に訪れたい Vol.212
熟成魚を揚げる天ぷら!旨みと香りとが凝縮した、本郷三丁目・江戸前晋作の「雲丹の大葉巻き」
2019.11.21
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都営大江戸線の本郷三丁目駅から徒歩1分ほど。本郷三丁目交差点近くに店を構える天ぷら屋「江戸前晋作」。熟成肉ならぬ熟成魚を揚げる天ぷらが味わえるお店だ。
2016年創業の天ぷら屋
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ブレンド油でカラッと揚げられた天ぷらと瓶内熟成された自家製の日本酒を堪能できる天ぷら屋だ。
居酒屋の居抜きを改装した店内は、アットホームな雰囲気が漂い席はカウンター7席ほど。
料理は、8,300円(全14品)のお決まりと14,000円のお任せの2種類。天ぷらの品数は異なるが、天ぷら、鮪茶漬け、葛餅で締める流れは共通である。
磯の香りが大葉と絶妙に調和する「雲丹の大葉巻き」
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天ぷらは、蒸し、脱水、焼きという天ぷらの仕事を緻密な計算の上で仕上げ、仕込みや火入れにとことん向き合う姿勢を江戸前の仕事のあり方と捉えた天ぷらだ。
熟成雲丹の大葉巻きは、雑味なく旨味の濃い雲丹を大葉で包んでさっと揚げられる。レアに仕上がったホワホワ食感で、口に含めば怒涛のごとく迫りくる磯の香りが大葉と絶妙に調和する。
また、雲丹は限りなく生に近く、雲丹であることが損なわれていない印象。
随所にこだわりを感じる渾身の天ぷらである。
衝撃的な出合い!目と舌で楽しめる天麩羅「てんぷら 深町」
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真っ黒なビジュアル!通称”黒天丼”とは。天ぷら 中山の「天丼」
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東京メトロ日比谷線、または都営浅草線の人形町駅から徒歩3分ほど。人形町の大通りから一本はいった小さな路地に店を構える天ぷら屋「天ぷら 中山」。秘伝のタレが染み込んだ天丼が名物のお店だ。
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INFORMATION
名称 | 江戸前晋作 |
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住所 | 東京都文京区本郷4-2-4 加藤ビル1階 |
アクセス | 都営大江戸線 本郷三丁目駅徒歩1分 |
電話番号 | 050-5593-6140 |
営業時間 | 19:00~*コース予約制 |
定休日 | 日曜日 ・祝日 |
URL | http://www.shinsaku.tokyo/ |
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