タベアルキスト10選

タベアルキストが選ぶ!東京の丼ぶり10選

東京
タベアルキスト10選
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丼ぶり

著者撮影

丼ぶりの様式は常に進化している

丼ぶりは、江戸の町人文化の中で忙しい時にすばやく食べられる食事として花開いた丼文化。歴史は浅く、1837年創業の浅草「三定」の天丼が始まりだといわれ、土用の丑の日だけでなくいつでも人気の「鰻丼」は19世紀初めに登場。江戸下町のご馳走ともいわれるアサリ、ハマグリやアオヤギとネギなどの野菜などを煮込んだ味噌汁をかけた「深川丼」は江戸時代末期に作られたと言われています。

文明開化期に日本に入ってきた玉ねぎと牛肉を卵でとじた「開化丼」は明治初期。受験生の定番ともいえる「カツ丼」は大正時代の初期に登場。それまでの白米とおかずは別に食べるという常識を覆し、丼ぶりの様式は人々に受容され様々な料理をご飯に載せて食べる事が広がっていき現在に至るのです。

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タベアルキストが選ぶ東京の丼ぶり10選の選定は、定期的に丼ぶりを食べているタベアルキストが中心となり、「実際にリピートしている」・「人に教えたくなる」の2つの視点で東京の丼ぶりを厳選。今食べるべき東京の丼ぶり10選はこちらになります。
 

まさる

素材の持ち味を生かす揚げ加減の妙にほれぼれする天丼


大入江戸前天丼:3,700円(税込) 著者撮影
「河岸で一番良い車海老を、値段に関わらず手に入れる」という哲学が奏功した絶品の天丼。タレは上品な味わいで、最後までもたれずに楽しめる。独特の揚げ方によるサクサク感は他店には無い魅力。

まさる

 

鳥つね自然洞

職人技と想像力が集結した親子丼


上親子丼:1,300円(税込) 著者撮影
鶏肉は比内地鶏と名古屋コーチンのモモとムネをバランスよく使用した親子丼。職人技の繊細な火入れによって絶妙なとろとろ感を生んだ良質な卵が、甘さを抑えた割り下と相まって弾力ある鶏肉とご飯を包み込む。

鳥つね自然洞

 

伊勢廣 京橋本店

炭火焼きの火通しが絶妙な焼鳥丼


やきとり丼(5本丼):1,850円(税込) 著者撮影
ご飯が見えないほど焼鳥がびっしりとのっているボリューム満点の丼。炭火焼の香ばしさと鶏肉の旨味が存分に味わえる焼鳥丼。その焼鳥の旨さをしっかりと受け止めているご飯の炊き具合がこれまた絶妙。

伊勢廣 京橋本店

 

會水庵

いわし嫌いも好きになる焼いわし丼


焼いわしどんぶり:1,200円(税込) 著者撮影
炭火で焼きあげた鰯が4本のった焼いわし丼。脂たっぷりの鰯の焼き目は香ばしく中はややしっとりとして噛むほど味わい深い。ほどよい燻された醤油の風味が食欲をそそる。

會水庵

 

坂本屋

ここでしか味わえない王道かつ丼


かつ丼:800円(税込) 著者撮影
割り下の甘みと塩辛さのバランスが絶妙のカツ丼。脂身がほとんどない肉は軟らかく、細切りの玉ねぎと一緒に頂くととても美味。サクッとした衣の食感が最後の一切れを頂くまでしっかりと絶妙に残っている。

坂本屋

 

菜苑

臭みなく食欲をそそる香りのみが残る純レバ丼


純レバ丼:1,100円(税込) 著者撮影
鳥のレバーを甘辛く炒めててんこ盛りにしネギをふんだんにのせた丼。口に含めば優しめでありながらパンチのある辛味が口のなかに広がり、レバー、タレ、ネギの三重奏が口の中で病みつきな感覚にいざなう。

菜苑

まぐろどんぶり瀬川

赤身の旨さが味覚を直撃するまぐろ丼


まぐろどんぶり:900円(税込) 著者撮影
酢飯には香りを立たせた海苔を敷きまぐろを並べ、刻みしょうが・わさび・大葉を添える程度のシンプルなまぐろ丼。新鮮な本まぐろを使った漬けは旨味が流れぬよう、注文後に自家製の醤油だれに漬け込むこだわりよう。

まぐろどんぶり瀬川

 

くいしんぼう がぶ

肉好きには堪らない牛肉の花弁が舞うローストビーフ丼


がぶ丼肉270g:1,990円(税込)著者撮影
豪快な見た目に反して繊細な味わいをもっているローストビーフ丼。柔らかい牛もも肉を魂のまま揚げるように焼いていき、余熱で火を通したら薄く切り分けられる。外側はしっかりとした歯応えて、中身はジューシーなレア。ほのかに香るバターの風味と粗挽き胡椒が食欲を増進させる。

くいしんぼう がぶ

 

都寿司

江戸前寿司の煮物の具をのせたにもの丼


にもの丼:1,150円(税込)著者撮影
甘辛の煮つめがしっかりと浸透している魚介類やかんぴょうなどがたくさん盛られた煮もの丼。煮つめが繊細であっさりとした甘さなので、魚介類の旨味を楽しみながら飽きることなく最後まで食べることができる。

都寿司

 

鮨かの

長年変わらぬこだわりを守り続けている穴子丼


炙り上穴子丼:2,000円(税込)著者撮影
独自の乳清仕込みでふくっら仕上げられた穴子が贅沢にのった穴子丼。秘伝のツメで照り輝く穴子と赤酢で整えた硬めのシャリが混ざり合うことで、穴子の旨味が一層の深みを出しくれる。

鮨かの

 
※以下のお店情報は記事投稿日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。
 

 

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