この料理を食べる為に訪れたい Vol.59

極太の“分福もやし”のみを使ったこだわり! 一寸亭の「モヤシソバ」

この逸品
東京都
日暮里・千駄木・上野
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JR山手線
この料理を食べる為に訪れたい
ラーメン
中国料理
日暮里駅
極太の“分福もやし”のみを使ったこだわり! 一寸亭の「モヤシソバ」

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JR山手線の日暮里駅から徒歩8分ほど。谷中銀座商店街の路地裏にある昔ながらの中華料理店「一寸亭」。訪問客の約8割が注文するモヤシソバが名物のお店だ。

谷中に店を構えて35年の中華料理店


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店名の由来は、創業当初7席程の店舗だったことと、気軽にちょっとだけでも立ち寄ってほしいという思いから一寸と書いて、「ちょっと」と読ませることにしたからだとか。カウンター席と小上がりのテーブル席という昔ながらの街中華のお店らしい店構えだ。

メニューは、ラーメンなどの麺類、チャーハン、オムライス、カツ丼などのご飯類、焼餃子、レバニラ炒め、麻婆豆腐などの一品料理とどのジャンルも豊富に揃っている。

一度食べると病みつきになると評判の味


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名物のモヤシソバは、麺が隠れるほどのシンプルに炒めたもやし餡がたっぷりのるラーメン。曲がったモヤシは食感が異なるとのことで、真っ直ぐに伸びた極太の“分福もやし”のみを使用するのがこだわり。分福もやしは、日光の天然水で育てられたシャキシャキした食感が特徴で、独特の食感を生み出してくれる。

スープは、昔ながらの中華そばを思わせる豚骨や鶏ガラをメインとした出汁に、醤油ダレを合わせたほっとする優しい味わいだ。

麺は“浅草開化楼”の中太麺を使用。茹で加減はやわらか目でムチっとした熱々の餡にも負けない麺となっている。

もやしのシャキシャキ感と熱々の餡にコーティングされた麺の組み合わせが絶妙な味わいで、多めの餡のおかげで熱が逃げにくく最後まで冷めないでいただける。

一度食べると病みつきになるが理由がわかる、懐かしくも感じる昭和テイストの一杯である。

※以下のお店情報は記事投稿日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。

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