この料理を食べる為に訪れたい Vol.183

フワッととろける2種類のワンタン!酒田・花鳥風月 酒田本店の「花鳥風月ラーメン」

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山形県
酒田市
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JR羽越本線
この料理を食べる為に訪れたい
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フワッととろける2種類のワンタン!酒田・花鳥風月 酒田本店の「花鳥風月ラーメン」

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JR羽越本線 東酒田駅から車で5分ほど。酒田の住宅地に、ひっきりなしにお客さんが出入りするラーメン屋がある。酒田ラーメンを提供する「花鳥風月 酒田本店」だ。ここでは、魚介の出汁がしっかり効いた、港町ならではのワンタンメンを味わうことができる。

2006年にオープンしたラーメン店

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店主の佐藤勇太さんが、「本物の酒田ラーメンを沢山の人に食べてもらいたい」という想いから2006年に開いた「花鳥風月」。今や、山形県内に3店舗を構える人気店。

出汁の香りに満ちた店内はお客さんで賑わっており、厨房は常に忙しい。

テレビを見ながら一人でラーメンをすするお客さんや、友人同士、家族連れなど、客層は様々。カウンター席の他に、テーブル席もあるため大人数でも訪れやすい。壁には、保育園の子供達が書いたラーメンの絵も貼られており、老若男女に愛されているお店であることが窺える。

魚介の旨みを味わう「花鳥風月ラーメン」

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鯛や煮干しなど、魚介の旨みがぎゅっと凝縮されたスープは、港町ならではの味わいだ。醤油がキリッと主張しながらも、後には鶏の甘みが残る。

「花鳥風月」自慢の大判ワンタンは、口に入れると、皮がふわっととろける。「花鳥風月ラーメン」は、肉ワンタンと海老ワンタンの両方を楽しめるのが嬉しい。海老ワンタンの中から現れる、ぷりぷりと弾けんばかりの海老には驚くこと間違いなしだ。

スープをよく吸う中細縮れ麺は、自家製だ。3〜4日間、熟成させているという。

著者撮影

脂の乗った厚切りチャーシューは、炙ってあり、ほのかに香ばしい。さらに、噛みしめるほどに味がしみ出る角煮が、ラーメンのいいアクセントになっている。卵にもしっかりと味付けがされており、トッピングが皆、主役級だ。

食べ進めると見えてくる、器の底の「花鳥風月」の文字が粋である。地元の人がふらりと訪れるラーメン屋で、のんびりと酒田の味を楽しみたい。

※お店の情報は記事投稿日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。

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