この料理を食べる為に訪れたい Vol.196

とろけるワンタンに舌鼓!酒田・川柳の「ワンタンメン」

東北
この逸品
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JR羽越本線
この料理を食べる為に訪れたい
ラーメン
庄内
庄内ラーメン
探訪で地域を知る
酒田市
酒田駅

著者撮影

JR羽越本線の酒田駅から徒歩20分。歴史を感じる佇まいの、めん類専門店「川柳」では、酒田の町で長年愛されてきたワンタンメンを味わえる。初めて食べるはずなのに、どこか懐かしさを覚える味がここにある。

昭和22年から続く老舗ラーメン店

著者撮影

「川柳」のオープンは約70年前。長きに渡って、酒田の人々の舌を喜ばせてきた。厨房の壁にかかった、使い込まれた中華鍋に「川柳」の歴史を感じる。

著者撮影

広々とした店内では、老夫婦や学生など、幅広い年代のお客さんがラーメンをすすっている。「野球が見たい」という声に、「はいはい」と手を拭きながら厨房から出てきて、テレビのチャンネルを変える女将さん。その様子がなんだか微笑ましい。

壁に貼られたメニューには、ラーメンやうどんなど、約30種類の麺料理の名前がずらりと並ぶ。めん類専門店の名は伊達じゃない。

自慢のワンタンがたっぷり入った「ワンタンメン」

著者撮影

「川柳」自慢のワンタンを味わえる、醤油味の「ワンタンメン」。丼から溢れんばかりのスープから、醤油がふわりと香る。キリッと醤油が立ったスープを吸って、茶色く色づいた大判の肉ワンタンは、ビールとの相性もよさそうだ。ぴろぴろと薄いワンタンの皮は、口に入れるとあっという間にとけてしまう。

麺は、少し縮れた中細麺。非常になめらかで、もっちりとした食感を楽しめる。麺も、ワンタン同様しっかりスープを吸っており、ぎゅっと噛みしめるとスープの旨みが口いっぱいに広がる。酸味の強いメンマが、味のアクセントになっている。

自宅で過ごしているかのような安らぎを感じながら、こだわりのワンタンメンに舌鼓を打つ。始めて訪れたというのに、なぜか懐かしい。人の郷愁をそっと刺激する、そんなラーメン店が川柳である。

※お店の情報は記事投稿日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。

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