この料理を食べる為に訪れたい

二度付け二度揚げで個性ある衣を纏う!丸八とんかつ店 本店の「ヒレカツ」

この逸品
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この料理を食べる為に訪れたい
とんかつ
りんかい線
京浜東北線
大井町駅
二度付け二度揚げで個性ある衣を纏う!丸八とんかつ店 本店の「ヒレカツ」

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京浜東北線又はりんかい線の大井町駅から徒歩2分ほど。大井町ゼームス坂上の交差点付近に店を構えるとんかつ屋「丸八とんかつ店 本店」。ひと手間加えた黄色い衣が特徴のとんかつが名物のお店だ。

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1955年創業のとんかつ屋


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昔ながらの町のとんかつ屋の要素を残す地元密着型の老舗だ。

店内は、1階と2階があり拡張高い木のカウンターなど随所に歴史を感じさせてくれる雰囲気で、1階のカウンター15席と2階の座敷席がある。

メニューは、ヒレカツ定食、上ロースカツ定食、サービス並カツ定食、海老フライ、ハンバーグ、ポークソテー、オムレツなどとんかつ系だけではなくちょっとした洋食系も並ぶ。

完成された職人技を感じる「ヒレカツ」


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お店の名前通り”丸く揚げられた”ヒレカツは、きめ細かい肉質であっさり食べられる黄色い衣が特徴の逸品だ。

秘伝の粉で下味をつけ一日寝かせたヒレ肉に包丁を入れ、溶き卵とパン粉を両面に付けその後片面だけに二度付けし、低温と高温の2種類のラード100%の油で二度揚げする手法。日々漉しながら新たなラードと背脂を注ぎ足すことで、この店独特の香ばしい褐色のとんかつが生み出される。


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衣とヒレ肉の間の卵の”黄色”がしっかりと出ているのが印象的。溶き卵を二度づけすることで出来上がる片面だけ玉子の層がその秘密。

衣はふわっと軽い食感の衣。噛むとサクサクとした心地いい食感。しっかり揚げられているので上下の衣の対比が食感を際出させ、ヒレ肉の味わいと絶妙にマッチし豚肉の旨味がストレートに伝わってくる。

独特な衣が脂身の甘味と肉の旨味をより演出させてくれるヒレカツである。

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