買い続けたいこの逸品「もろみ酢」

料理を劇的に変化させる!中野嘉兵衛商店の「もろみ酢」

関東・甲信
食品・調味料
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JR宇都宮線
お土産
宇都宮駅
栃木お土産

著者撮影

日本各地には昔ながらの製法で、丁寧に作られた素晴らしい食品や調味料が数多くある。そのどれもが日本の気候風土を最大限に生かし、自然と人の知恵が見事に結びついて作り上げられたものばかりだ。昔から変わることのない栽培方法。手間暇かけてつくられる手作りの加工技術。

使うことで、本物の美味しさや作り手のこだわりを知ることができる。また、買い続けることで、そうした作り手を応援することもできる。「変わらない。だから素晴らしい。」この言葉に集約された、買い続けたいこの逸品をご紹介したい。

今回、おいしんぐ!編集部とタベアルキストが自信をもっておすすめするのが、天明元年(1781年)創業で、北関東唯一の酢蔵の「もろみ酢」だ。

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天明元年創業で北関東唯一の酢蔵

著者撮影
「中野嘉兵衛商店」の前進は造り酒屋。明治初期に自由民権運動の激化や火災等の災難に見舞われ、酒造業を続けることが難しくなり、造る商品を酒から「お酢」に変え、八代目嘉兵衛の時に酢蔵として再出発することになったのが酢蔵のはじまりのようだ。そして現在は、12代目が長年受け継がれてきた伝統の逸品を守り続けている。

(※宇都宮餃子の名店「宇都宮みんみん」のオリジナルの酢も作っているとのこと)

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この大樽で約3カ月間、酒粕と地下水を混ぜた種酢をじっくりと丹念に発酵させる。さらに、3カ月以上の熟成期間を経ることで、各種酵素やアミノ酸を多く含んだ天然醸造酢=「もろみ酢」が造られていく。
 

代々受け継がれてきた伝統の逸品「もろみ酢」


「もろみ酢 生詰」720ml(2本入り):1,296円(税込) 著者撮影
受け継がれてきた種酢、3年以上寝かせた酒粕、井戸から組み上げた天然水の素材を混ぜ、発酵→熟成→濾過という工程を経て作られる。

じっくり丁寧に時間をかけて出来あがる天然醸造酢は生詰めなので、そのまま飲むことも可能。香りにコクを感じるふくよかな味わいは、特に鍋料理のつけポン酢に代えても美味。酸味の強弱や量の加減次第で、料理の出来を劇的に変えてくれるこの調味料は、この先も買い続けたい逸品である。


 

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