買い続けたいこの逸品「干物」

150年の伝統を継承する熱海の干物専門店「釜鶴ひもの店」

東海
食品・調味料
WORD /
JR東海道本線
干物
熱海駅
魚介料理

著者撮影
日本各地には昔ながらの製法で、丁寧に作られた素晴らしい食品や調味料が数多くある。そのどれもが日本の気候風土を最大限に生かし、自然と人の知恵が見事に結びついて作り上げられたものばかりだ。昔から変わることのない栽培方法。手間暇かけてつくられる手作りの加工技術。

使うことで、本物の美味しさや作り手のこだわりを知ることができる。また、買い続けることで、そうした作り手を応援することもできる。「変わらない。だから素晴らしい。」この言葉に集約された、買い続けたいこの逸品をご紹介したい。

今回、おいしんぐ!編集部とタベアルキストが自信をもっておすすめするのが、熱海で150年の伝統を持つ老舗干物専門店の「干物」だ。

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150年の伝統を持つ老舗干物専門店

著者撮影
熱海では数少ない自社製造販売の干物屋のひとつで、親子五代続く老舗干物専門店が『釜鶴ひもの店』だ。店主自ら旬の鮮魚を毎日仕入れ、駿河湾や相模湾で獲れた地魚を中心にさまざまな干物をそろえる。定番の干物以外にも珍しい干物をラインナップしている点は、他の干物店にはない魅力だ。

著者撮影
こちらの干物の特徴は、食品添加物を一切使わないこと。150年の伝統を受け継ぐ職人が一枚一枚丁寧に手開きし、その日のうちに干物に仕上げられる。店先では職人が調製した干物が干されている。
 

熱海が誇る絶品干物「地あじ干物」


地あじ干物:756円(税込) 著者撮影
天日塩を使ったうす塩仕上げの絶妙な味付けで、素材の魅力を最大限に楽しむことができる。干物は、「日持ちがするから食べられていた」と考えられがちだが、熱海では「旨いからこそ食べられていた」と考える方が多いのが自然のことらしい。

定番である地あじの干物は小兵ながらもの身厚で、嚙みしめるほどに旨みがにじみでる。香りだけでなく甘みや旨みが凝縮されているのだ。旬を意識し魚本来の旨さを引き出す釜鶴の干物は、この先も買い続けたい逸品である。
 

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