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東急田園都市線の三軒茶屋駅から徒歩3分ほど。茶沢通りを進んだ路地に店を構える「來來來」。本場の長崎ちゃんぽんや皿うどんが味わえるお店だ。

1984年創業のちゃんぽんと皿うどんの専門店

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こちらのお店は、長崎出身のご主人がちゃんぽんの名店宝来軒で修業後に、1984年から営む東京の長崎ちゃんぽん専門店の草分け的存在のお店だ。

店内は昭和のノスタルジックな雰囲気が漂い、席はカウンターが5席、4人用のテーブルが2卓とこじんまりとした作り。

メニューは、ちゃんぽんと皿うどんが三種類ずつと、一口餃子、豚まんのシンプルな構成だ。

皿うどんの概念を覆えす「皿うどん」

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皿うどんは、揚げた麺にたっぷりの野菜と魚介の熱々の餡がたっぷりかけられ提供される。チョーコーのソースをかけて食べるのが本場長崎流。

麺はパリパリの極細麺。最初はパリッパリな食感を、後半は餡と混然一体となったトロトロな二重奏な食感を楽しむことができる。

塩分控えめの甘みのある餡の具は、キャベツ、玉ねぎ、モヤシ、豚肉、イカ、紅白はんぺん。粘度は並み程度だが野菜の水分が出ているので味付けはかなり甘め。食べ進めていくうちに甘めの餡が麺とよく絡み麺や野菜にしみ込んでいくのが魅力だ。

香ばしく揚げた炒麺と上品餡が見事に融合した皿うどんである。

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