おとなのぶらり旅・庄内編

庄内でさくらんぼや夏食材を楽しむ旅 <後編>

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庄内でさくらんぼや夏食材を楽しむ旅 <後編>

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絶品ラーメンやフルーツ体験を楽しんだ前半に続き、後半では癒しのビュースポットやディナーを紹介していきます。

「玉簾の滝」で心身をリフレッシュ

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酒田市にある「玉簾の滝」は北庄内にある3大瀑布の1つで、約1,200年前に弘法大師が名付けたとされています。周辺には豊かな自然環境が広がり、多くの山野草や野鳥、渓流魚の姿などを見ることができ、麓から滝までは徒歩で10分ほどです。

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御嶽神社が見えてきたらゴール間近。全身に沁み渡るほどの緑の香りと、森の間を吹き抜けるさわやかな風。木々が発するフィトンチッドを存分に浴びて癒されましょう。

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神社の裏に抜けると、水しぶきの音が聞こえてきます。

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高さ63メートル、幅約5メートルの玉簾の滝。断崖絶壁から絶えることなく落ち続ける水しぶきは豪快にして気品があります。滝つぼのすぐ側まで近づくことができるのも魅力の一つ。玉簾の滝は心身を浄化するパワーがあると言われていますので、マイナスイオンをたっぷり浴びてから帰りましょう。

玉簾の滝

 

絶景カフェ「ギャラリー&ティールームSui」でひと休み

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鳥海山(ちょうかいさん)の麓の町である遊佐町にある、知る人ぞ知る大人の隠れ家的カフェ「ギャラリー&ティールームSui」は、横浜から越してきたオーナーご夫婦が、鳥海山の姿や広々とした田の広がりが美しいこの風景を多くの方々に見ていただきたいとの想いから2009年にオープンさせたお店。

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店内はつい長居したくなる心地よい空気感で、巨大な窓のフレームが額縁のように感じます。鳥海山の風景をパノラマで切り取った一幅の絵は、日々、刻々と変化する自然の美しさを、あらためて感じさせてくれます。

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オーナーが枕木で作ったウッドデッキのテラス席からは、刻々と変わる雲の流れと鳥海山を1人占めすることができます。

豆乳ロールケーキ:400円(税込)著者撮影
軽くて滑らかな豆乳クリームが特徴的なロールケーキ。ケーキ生地がふんわりとキメの細かい焼き上がりで、クリームの甘さは控えめ。鳥海山の絶景を眺めながら、ゆっくりまったりな時間を堪能できるカフェです。

ギャラリー&ティールームSui

 

地産地消レストランの先駆け「アル・ケッチァーノ」で夕食を

著者撮影
2000年3月の開店以来、庄内の食材にこだわり続ける「アル・ケッチァーノ」は、奥田シェフが庄内への熱い思いを込めた特別な逸品を体験できるお店。今回は7,700円(税別)のコースをいただきました。季節で変わる珠玉のメニューの一部をご紹介します。

幻の月山錦とサクランボのパスタ 著者撮影
日中にさくらんぼ狩りを体験していれば、おのずとテンションが上がってしまう一皿。

さくらんぼなのに温かいという、予想外のギャップを味わえます。佐藤錦をはじめとする6種類のさくらんぼが使われおり、品種を考えながら食べるのも一興。フェイントでミニトマトを入れるシェフの遊び心が光ります。

夏野菜で“MIDORI”のアクアパッツァ 著者撮影
キンカラ鯛(連子鯛のこと)と夏野菜のソースを合わせたアクアパッツァ。ソースは、ルッコラや三つ葉、おかひじきにズッキーニ、セロリやさやいんげんなど、洋の東西を問わず、様々な“MIDORI”が重層的に組み合わされたもの。

これだけの野菜が使われながら、全く青臭さが無く、1つ1つの野菜の香りや食感ががキリっと立っています。そこに鯛の出汁が加わり、美味しさがさらに加速。白眉の一皿です。

山形牛のビステッカ 著者撮影
せっかく山形まで来たのだから食べておきたい食材の1つ。A5ランクのたっぷりと脂をまとった肉は、甘く、そして柔らかい。コクのある脂は、単体だと重く感じるところもありますが、付け合わせのパセリ入りマスタードがうまくバランスを整えています。付け合わせの野菜と合わせても抜群の相性。

何度訪れても新しい発見があるよう綿密に設計された料理を提供しているレストランです。

アル・ケッチァーノ

 
注意事項: 掲載情報は、2018年8月30日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。

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