おとなのぶらり旅・庄内編

庄内でさくらんぼと夏食材を楽しむ旅 <前編>

東北
紀行
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おとなのぶらり旅
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若いころはガイドブック片手に名所を回って満足していたけれど、”おとな”になるとそれだけじゃ物足りない。美味しいご飯も素敵な景色もアクティビティも全部楽しみ、周りとはちょっと違う、特別な旅がしたいと思う人も多いはず…。

そんな方に向けて、食べ歩きの達人にして、食旅のスペシャリストでもあるタベアルキストがおとなのための食旅プランを指南。それが、タベアルキスト的おとなのぶらり旅です。その土地を代表する名店の食べ歩きや地元民だけが知る隠れたグルメ巡りや食体験。立ち寄るべき観光スポット、必ず買いたいお土産などを組み合わせた大人が満足できる「食旅」をご紹介します。

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庄内エリア1日周遊の食旅ルートをご紹介

空港の名前に「おいしい庄内空港」と名付けるほど、食に力を入れる「山形県庄内エリア」は、四方を山と海に囲まれ、その地形と気候が地域の土地や海に恵みを与えています。そのため、四季を通して海の幸と山の幸の宝庫であり、豊かな食文化が育まれている、食好きにとってはとても魅力的な地域。今回は、ここ庄内をレンタカーで1日ぶらり旅をしてきました。
 

「鈴木さくらんぼ園」でさくらんぼ狩りを楽しむ

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山形はフルーツ王国ですが、その筆頭に上がるのが赤い宝石と言われるさくらんぼ。もちろん全国に出荷していますので、日本中どこでも食べることはできますが、やはり採れたてを食べるのは別格。鶴岡市の櫛引地区には観光サクランボ農園が各所に点在します。その中で今回お伺いした「鈴木さくらんぼ園」は、比較的大きな農園で車でも訪問もしやすいのでおすすめです。

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料金は1時間食べ放題で1500円。お土産を別途購入することもできます。園内には佐藤錦をはじめ、6種類のさくらんぼが栽培されており、いろいろと食べ比べることができます。たわわに実った枝は見た目にも美味しく眼福です。

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太陽をたっぷり浴びて、真っ赤に色づいた実ほど美味しいです。脚立を駆使して、是非SSランクの粒をゲットしてください。

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さくらんぼ狩りは家族や仲間、カップルで来ても楽しめるアクティビティです。お土産での購入ではなく、是非ともさくらんぼ狩りで採れたてを食べることをプランとしておススメします。

鈴木さくらんぼ園

 

並んでも食べたい「中華そば 琴の」の絶品中華そば

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最初に訪れたのは「中華そば 琴の」。山形県内では屈指の人気店である「琴平荘」出身のご主人が、2015年オープンさせたラーメン店です。場所は、鶴岡市中心部から少し離れた羽黒町黒瀬というエリアにあります。メニューは、中華そばとチャーシュー麺の2種類の麺類とご飯ものという極めてシンプルな構成です。

太麺中華そば(こってり) 700円(税込)著者撮影
中華そばは、スープをあっさりかこってりから選ぶことができ、50円プラスすれば麺を太麺に変更することができます。スープは、丸鶏主体の鶏ダシと飛び魚の焼き干しや煮干しなどの魚介系を合わせたダブルスープです。鶏の旨みが厚く重層的で、すっきりとはしているものの食べ進める程に、複雑な旨味が感じられます。

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麺は京都の老舗製麺所である麺屋棣鄂のウイング麺。強い弾力のシコシコの食感。複雑な形状なのでスープが良く絡みます。終盤は出汁の旨みが伸びてきてレンゲが止まらなくなります。素朴で懐かしくシンプルでありながら、どこか新しさも感じる深い味わいの中華そばです。

中華そば 琴の

 

お土産に最適な「ハナブサ醤油」のしょうゆの実と醤油

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1823年(文政6年)、当時7代目の佐藤新左衛門が「福島屋」という名前で創業したのが始まりの歴史ある造り醤油屋「ハナブサ醤油」。お店は庄内町余目にあり、現在は15代目にあたる佐藤新左衛門氏が伝統と製法を守り続けています。

しょうゆの実:171円(税込)著者撮影
「しょうゆの実」は、昔から庄内の家庭で親しまれてきた江戸時代から続く伝統の発酵食品で、醤油をつくる過程でできる〝もろみ〟のことを指します。醤油とは「別仕込み」で、国内産の大豆、小麦、米等を3ヶ月間以上熟成させて造り上げています。味噌のように野菜につけるのはもちろんのこと、ワインビネガーに加えたドレッシングやお肉のもみダレとしても活用できる万能調味料です。

別製しょうゆ:415円(税込)著者撮影
機械に頼らず、ほぼ職人の手作業で作られるこいくち醤油。醤油の熟成には1年以上、ゆっくりと時間を変えて自然な状態で行われています。色、味、香りのバランスが良く、中でも刺身用として真価を発揮する醤油の印象です。なお、事前に予約をすれば醤油製造の作業場や四季の趣のある庭園も見学することができます。

ハナブサ醤油

 
注意事項: 掲載情報は、2018年8月30日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。

 
後編に続く。

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