三千本の松と白砂ビーチの景勝地

「津田の松原」で願いが叶う…!?

紀行
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「津田の松原」で願いが叶う…!?

おいしんぐ!編集部
海からの心地よい風がふき、立派な松林が続く「津田の松原」。

香川県高松市から車で東へ約40分。日本の渚百選にも選ばれた白砂のビーチと、長さ1kmにわたり3000本の松が立ち並ぶ景勝地として知られるのが「津田の松原」だ。

松の間を吹き抜ける風音が琴の音にも聞こえることから「琴林公園」とも呼ばれ、1915年には県立公園に指定された。さらに1956年には瀬戸内海国立公園に指定され、県を代表する名所として人気を集めてきた。

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江戸時代に、岩清水八幡宮の防風林として植えられたとされる松林。中には樹齢600年以上の松もあるという。

公園の広い敷地内を進むと、趣ある松の木がどこまでも続き、海から吹く風と相まって、どことなく厳かな雰囲気を感じさせる。江戸時代初期に岩清水八幡宮の防風林として植えられたのがこの松原の始まりとされ、中には樹齢600年を超える松もあるという。


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フォトスポットとしてもおすすめの「願い橋・叶え橋」。心の中で願いごとを唱えながら渡ってみよう。

園内には七福神にちなんだ7本の名松があり、これらを順に巡るのもおすすめの楽しみ方だ。また松原の中を流れる「梅川」には、「願い橋・叶え橋」という小さな朱塗りの橋が架けられている。願いごとを心の中で唱えながらこの橋を渡ると、叶うのだとか。散策をしながら立ち寄って、ぜひ試してみてほしい。

すぐ近くには、海洋露天風呂やハーブのサウナなどがあり、ヨーロッパのタラソテラピー(海洋療法)を取り入れた温泉リゾート施設「クアタラソさぬき津田」もある。さらに地元の特産品を揃えた道の駅「津田の松原」へも歩いて4~5分で立ち寄れるので、お土産を買って帰るのもよさそうだ。

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夏には「津田の松原海水浴場」が解放され、毎年13万人の県内外からの海水浴客で賑わう。ヨットやカヌー、ウィンドサーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ人々も多く、ビーチバレーフェスティバルが行われることも。白い砂の向こうに広がる真っ青な瀬戸内海……その美しさは、香川旅の思い出とともに目に焼き付けておきたい。

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