この料理を食べる為に訪れたい Vol.112

80年の歳月が生んだおでんは必食の味! 安兵衛の「おでん盛合せ」

九州・沖縄
この逸品
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おでん
この料理を食べる為に訪れたい
天神南駅
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福岡グルメ
福岡市地下鉄七隈線
鍋料理

著者撮影
福岡市地下鉄七隈線の天神南駅から徒歩5分ほど。裏路地にひっそりと佇む老舗のおでん屋「安兵衛」。濃い口醤油の出汁でゆっくりと煮込まれたおでんが味わえるお店だ。

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昭和36年創業のおでん屋


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藍色の暖簾がかかった凛とした佇まいからも老舗の風格を感じるお店。丸く大きな銅鍋におでんの具材が浮かぶ姿は実に絵になる。

店内は、屋形船を模した舟屋造り。綺麗に磨かれた分厚い檜の一枚板でつくられたカウンターと、六人掛けのテーブル席が3つの趣がある空間が広がる。

メニューは、潔くおでん一本。丸く大きな銅鍋には真っ黒なつゆがたっぷり張ってあり、数種類の具材が煮こまれている。

五臓六腑に染み渡る「おでん」


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真っ黒な出汁のおでんは、昆布と鰹節でとった和出汁に濃口醤油と少量の酒を合わせた福岡ではあまりなじみの無い関東風。開業以来、1日も途切れることもなく継ぎ足しを続けている代物である。

旨味が染み出した牛と豚を入れない澄んだ出汁は、甘味は控えめでキリッと醤油が立った複層的な味わいだ。

具材は、おでん専門店だけあって、具材1つ1つに頑なまでに手間と時間をかけ丁寧に調理するのがこのお店の特徴である。


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お任せでお願いしたおでん盛合せは、玉子、大根、つみれ、厚揚げ、がんもどき、ブロッコリーの6種類。

なかでも印象的だったのが、2日間かけて芯まで出汁を染み込ませている大根と殻が付いた生卵のまま4日煮詰めるという玉子の2品。共に見た目ほどの味の濃さはなく、具材によく色が染みているおり旨味も十分だ。

一途な仕事が生み出す奥深い味わいのおでんである。

※以下のお店情報は記事投稿日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。

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