有明浜に横たわる、 ご利益のある巨大砂絵。

東西122m南北90mの楕円形が美しい!「銭形砂絵 寛永通宝」

四国
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寛永通宝
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銭形砂絵
香川県西讃エリア

おいしんぐ!編集部

香川県観音寺市の人気観光地として知られる「銭形砂絵 寛永通宝」。有明浜の白砂で描かれた円形の巨大砂絵だ。驚くべきはその大きさで、東西に122m、南北に90m、深さは2m以上、そして円の周りは345m。この砂絵を見た人は健康で長生きし、お金にも不自由しないと言い伝えられる、なんともありがたい史跡だ。

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琴弾(ことひき)公園内の山頂展望台から見下ろすと、青い海を背景に、白砂で立体的に描かれた「寛永通宝」の文字と円形の縁取りが美しく浮かび上がる。サンセットタイムには移ろいゆく空の色も相まって幻想的な絶景に。また日没から22時まではライトアップも行われており、通常はグリーンのライトだが、期間限定でゴールドやブルーに輝く日もある。


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展望台までは、琴弾公園内のドライブウェイから車で直行できるほか、公園内から徒歩で片道15分ほどでもアクセスできる。

また、その麓にある源義経が源平合戦の勝利祈願をしたと知られる琴弾八幡宮(ことひきはちまんぐう)とも道がつながっており、境内を経由してアクセスすることも可能だ。

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展望台から見るとまん丸に見えるが、実際は東西が122m、南北が90mの楕円形で作られている。高所からの角度をつけて見たときにきれいな円形に見えるよう、工夫がなされているのだ。

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それにしてもなぜ、通貨を模したこれほどまでに大きな砂絵が、この場所に描かれることになったのか。実は、今からおよそ400年近く前の寛永十年(1633年)に、将軍徳川家光から讃岐巡遣使を派遣するとの知らせを受けた地元の古老たちが、「領主を歓迎するために、なにかできないか?」と、有明浜に銭形の砂絵を描くことを考えたと伝えられている。そしてこの巨大な砂絵を、たった一夜のうちに作り上げたとのだとか。400年前に生きた観音寺の人々のアイディアとホスピタリティ、そして実行力には思わず感心してしまう。領内を巡視に訪れた丸亀藩主生駒高俊公も、さぞや感動したに違いない。


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いまも、毎年春と秋には砂絵の形をきれいに整える「砂ざらえ」がボランティアの人々によって行われ、くっきりと浮かび上がる4文字を守り続けている。観音寺市で出会える、自然を使った巨大な芸術作品。香川グルメ旅のルートに、ぜひ組み込んでおきたいスポットだ。

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