採れたてぶどうを求めて。庄内・鶴岡編

極甘ぶどうを好きなだけ!カラフルぶどう園の「ぶどう狩り体験」

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極甘ぶどうを好きなだけ!カラフルぶどう園の「ぶどう狩り体験」

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どこまでも広がる、青い空と豊かな田園。鶴岡市郊外に位置する「カラフルぶどう園」では、20種類前後のぶどうが育つ。糖度がピークを迎える8月31日から10月20日まで、こちらでぶどう狩りを体験することが可能だ。

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13年前から始めた観光園

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「カラフルぶどう園」では、1時間のぶどう狩りを楽しむことができる。入園料は、大人1,000円、小学生600円、幼稚園200円。さらに小さいお子様は無料で利用が可能だ。リピーターが多く、9月から10月の間に数回訪れる人もいると言う。時期によって食べ頃を迎えるぶどうの品種が変わるため、来る度に異なる味わいを堪能できるのだ。


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こちらの農園では、農薬の使用量にも気を使っている。オーナーの佐久間富井さんは、「通常、ぶどうは12〜13回程度農薬を使用するが、ここでは3〜4回ほどの利用に抑えている」と語る。また、栽培時に化学肥料も使用しておらず、自然に落ちた葉っぱが腐葉土となり、おいしいぶどうを育てている。

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ぶどう園の中にはテーブルと椅子も用意されており、ぶどう狩りの最中に、採れたてのぶどうを頬張りながら一休みするのも◎。

この休憩スペースで、佐久間さんが山形名物の芋煮をふるまうこともあるという。ぶどう棚の下でいただく芋煮は、きっと思い出に残るはずだ。

糖度20度以上。「カラフルぶどう園の採れたてぶどう」

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糖度が20度を超える甘いぶどうを楽しめるのもこの農園の魅力。中でも、9月中旬に食べ頃を迎えるスチューベンは、25〜26度にまで糖度が上がるという。

ピオーネや安芸クイーンのように種なしで手軽に食べられるものから、ホルモン剤を使用せず種を残した高墨、ロッソビアンコなど、栽培しているぶどうのバリエーションは様々だ。

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8月終わり頃から食べ頃を迎えるのが、ピオーネ、安芸クイーン、そして、しっかりとした果肉が特長の高尾だ。9月の中旬にはスチューベンやロザリオビアンコが収穫できる。9月下旬になると、シナノスマイルや高級品種の赤いピオーネ、色が美しい黄緑になるよう袋をかけて大事に育てられたシャインマスカットが食べ頃だ。10月には、ロザリオロッソや、シャインマスカットの兄弟にあたるオリエンタルスターが味わえるようになる。

食べられるぶどう品種の変化とともに、季節の移り変わりを感じられるのが楽しい。

※お店の情報は記事投稿日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。

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