この料理を食べる為に訪れたい Vol.291

地元食材がアクセントに！高松・カリー屋 MARUの「スパイスカレー」

著者撮影

ことでん栗林公園駅から徒歩8分。栗林公園からほど近い場所に位置する「カリー屋 MARU」では、いりこなど地元の食材を使用したカラフルなスパイスカレーを味わうことができる。

2019年にオープンしたスパイスカレー屋

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お店の入り口で靴を脱ぐと、畳張りの部屋に通される。友人宅を訪れたかのようにくつろげる空間だ。隣のキッチンから届くスパイスの香りに食欲をそそられる。

この日のカレーは「ケララカリー」と「ビーフキーマ」で、あいがけ（1,000円）が可能だ。もちろん1種類のみでも注文できる。壁にはドリンクやおつまみの手書きメニューがぺたぺたと貼られており、眺めているだけでも楽しい。

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ケララカレーは、南インドらしいココナッツミルクの甘さと、スパイスの辛さがほどよいバランスだ。ビーフキーマは辛味がより強く、牛肉の旨みが溶け出している。どちらのカレーも、玉ねぎがふんだんに使われているのが特徴的だ。

ターメリックライスと青みの器が対照的な色合いで美しい。ニンジンのオレンジ、唐辛子の赤、パクチーの緑など、カラフルで目でも楽しめるプレートである。

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付け合せに、いりこの酢漬けがあるのは香川ならでは。いりこのほろ苦さとお酢の酸味は驚くほど相性がいい。トッピングの唐辛子も、香川の名産である香川本鷹だ。

食後は、スパイシーチャイをテイクアウトし、栗林公園で一休みするのも楽しい。

「香川にいい食材がある。」それは他県の料理人や香川出身の料理人から聞いていたこと。香川県は四国の北東部に位置し、瀬戸内海に面している。北に讃岐平野、南に讃岐山脈や広がる風光明媚な場所。日照時間が長...続きを読む >

※お店の情報は記事投稿日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。