この料理を食べる為に訪れたい Vol.32

酢飯に関アジが絶妙に調和する! 二代目与一の「琉球丼」

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大分県
大分市
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この料理を食べる為に訪れたい
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日豊本線
魚介料理
酢飯に関アジが絶妙に調和する! 二代目与一の「琉球丼」

著者撮影
JR日豊本線大分駅から徒歩5分ほど。セントポルタ中央町アーケード内にある「二代目与一」は、大分県の郷土料理である「琉球丼」の発祥の店といわれるお店。こちらでは、豊後水道の新鮮な魚介類を使った料理を堪能できる。

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創業40年以上になる海鮮料理のお店


著者撮影
店内の1階にはカウンターやテーブル席にゆっくり座れる座敷、2階はすべて個室で40名まで利用できる大型宴会場まである。料理はや寿司、刺身などのほか冬期のみだがフグのコースも揃う。

酢飯の酸味と関アジの旨みが絶妙!


琉球丼:1,620円(税込) 著者撮影
琉球丼は、仕事を終えた漁師達が漁で獲れた魚を新鮮なうちに捌き一口大に切って、醤油、酒、味醂、砂糖、生姜などで作った漬け汁をかけて熱々の丼飯にのせて豪快にいただく漁師料理。

名称の由来は様々あり、琉球の漁師達から調理法を伝えられたという説や千利休に由来するという説など諸説があるという。こちらの琉球丼は鮮度抜群の関アジを使用し、鮮魚の半身を、醤油や生姜などの入った漬けに浸し、それらをシソや青ネギなどと一緒に酢飯にのせて提供される。

丼にぎっしり敷き詰められた銀色にきらめく関アジは薄切りだが、驚くほどコリコリの歯応えが特徴。頬張った瞬間、早速関アジの香りが弾け、遅れて本来の旨味が押し寄せる。

関アジの上にたっぷりのったネギや大葉の香りがその味わいを際立たせ清涼感を演出。そして酢飯は風味豊かで、キリリと立った酸味が関アジの個性をより引き立てている。新鮮な関アジ、漬け汁、薬味が三位一体となった元祖の名に恥じない味わいの琉球丼である。

※以下のお店情報は記事投稿日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。

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