新潟の郷土料理と地酒を昼から楽しめる酒場!新潟・案山子の「のっぺ」
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JR東日本越後線 新潟駅からバスで10~15分。または新潟三越から徒歩5分ほどの古町の中心街にあって平日のお昼からお酒を飲める酒場「案山子(かかし)」は、日本酒好きの旅行者にとってのパラダイスといえる一軒だ。「趣味と味の名店散歩路 人情横丁」という魅力的な一角にある。
若い人も寛げる間口の広い酒場
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「人情横丁」と聞くと若い人は敬遠するかも知れないが、実際は臆することは無い。店内は広く清潔感がある(席数はカウンターとテーブルを合わせて30席)。そして、BGMはまさかのJazzだ。
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日本酒の管理は徹底されており、ラインナップこそ広くはないものの、季節季節の美味しい日本酒をいただける。基本的に新潟の日本酒を揃えているお店だ。
村祐 特別純米 秋上がり 無濾過生原酒 740円(税込) 著者撮影
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料理は一品料理もお刺身も、新潟らしいものを揃えている。卓上には通常メニューが置いてあるので、店内の黒板でその日のオススメを確認してオーダーするのが良い。
具沢山でお酒のアテにもなる「のっぺ」
のっぺ 530円(税込) 著者撮影
「のっぺ」は新潟を代表する郷土料理で、家庭ごとに味が異なる料理だ。里芋は確実に入るそうだが、具は家庭や季節次第。こちらの「のっぺ」は里芋、銀杏、人参、干し椎茸、しめじ、蒲鉾、タケノコ、蓮根、牛蒡、蒟蒻と、非常に具だくさん。
全てじっくりと煮込まれ、出汁が染み込んでおり、特に干し椎茸の出汁が利いている。冷たく冷やして提供されるので、お酒のアテにピッタリだ。
「フナベタの刺身」、「かきのもと」といった新潟ならではの料理もある。
フナベタの刺身 著者撮影
かきのもと 著者撮影
これらの料理を味わったことがない方は、是非とも訪問していただきたいお店だ。
※以下のお店情報は記事投稿日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。
INFORMATION
名称 | 案山子(かかし) |
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住所 | 新潟県新潟市中央区東堀前通5番町423-1 |
アクセス | JR東日本越後線 新潟駅からバスで10~15分、新潟三越から徒歩5分 |
電話番号 | 025-224-9401 |
営業時間 | 14:00~24:00(L.O.23:00) |
定休日 | 日曜日・月曜日・祝日 |
地図 | Googleマップで確認する |