金刀比羅宮付近で楽しめる食時間

知って、作って、おいしく味わう。「中野うどん学校」でうどん作り体験!

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おいしんぐ!編集部

香川県の名所・金刀比羅宮の表参道沿いに、讃岐うどん作りを体験できるスポットがある。その名も「中野うどん学校」。手ぶらで気軽に訪れることができ、所用時間も40~60分ほど。子どもからシニアまで誰でも気軽に楽しく体験できるとあって、家族連れや団体旅行者、海外からの旅行客など、年間30万人ほどが訪れる。

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外観 おいしんぐ!編集部

予約時間までに受付を済ませ、手洗い消毒をしてから広々とした教室へ。調理テーブルには、うどん作りの道具はもちろん、エプロンやビニールなど、必要なものはすべてそろっている。簡単に授業の流れについての説明を受けてから、さっそくうどん作り体験がスタート!(ちなみに、スマホでの撮影や録画は「大歓迎」とのこと。)


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前半は、熟成したうどん生地を麺棒でのばして切るという練習。立った姿勢で体重をかけながら麺棒を動かすコツなどを教えてもらう。生地を薄くのばしたら、今度は包丁で切る。うどんは茹でると約1.5倍の太さになるため、4mm幅に切るのが理想だという。4mmの目安がわかるシートもあるので、包丁に慣れていない人でも心配無用だ。切り終えたうどんは、授業終了後に店内で食べるか、持ち帰ってお土産にすることができる。

後半はまず、讃岐うどんについての簡単な講義を聞く。讃岐うどんのコシには塩が大きく関係していることや、湯がくと80%以上の塩分が溶け出すため、生地に多めの塩を含ませていることなど、讃岐うどんの基本を改めて教えてもらえる。

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また、うどんは小麦粉(中力粉)と塩(粗塩)と水(軟水)を混ぜて生地を作り、熟成させることで出来上がる。その食塩水のバランスや生地の熟成時間などは、季節により大きく変わるという。例えば食塩水の塩対水の割合は、夏は約1:9だが、冬は約1:15になる。熟成時間も夏は30分以上なのに対し、冬は2時間以上になる。そんな、単にうどん屋を巡って食べ歩くだけではわからない豆知識を聞けるのも楽しい。


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そしていよいよ、うどんの生地作りに挑戦。2~4人でグループを組んで、小麦粉に塩水を入れながら手でこね、ある程度のまとまりができたら、ビニール袋に移してそれを足で踏んでいく。なかなか力のいる作業なのだが、リズムのいい音楽が次々にかかり、曲と先生のかけ声に励まされながら、最後まで楽しくこねることができる。授業後半で作ったこの生地は持ち帰れるので、自宅で復習をしながら味わおう。また卒業記念として、麺棒や金刀比羅宮周辺の地図がついたお土産も!


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終了後は、前半に自分で切ったうどんを茹でて試食(持ち帰ることも可能)。店で食べるうどんのように太さがきれいにそろっていなくても、そこはご愛嬌。薬味を添えたり、だし醤油を加えたりして食べてみよう。天ぷらやちらし寿司などのメニューもあるので、追加オーダーするのもいいだろう。

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「中野うどん学校」は金刀比羅宮の表参道に琴平校の本館と別館があるほか、高松校も展開している。母体である中野屋グループはなんと創業105年の歴史を持ち、その始まりは1914年(大正3年)にこの地で本屋として創業した「中野屋」。当初は他の土産屋の一角を借りて商いをしていたが、1962年に地元の名産品を扱う土産店として店を構えたそうだ。


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うどん学校をスタートしたのは今から40年近く前で、元々は講義中心の授業をしていた。しかし現校長が「真面目に話を聞いてもらうよりも、うどんを楽しんでもらうことが一番なのでは」と思い立ち、音楽をかけながらカジュアルにうどん作りができるスタイルに変更したのだという。「まっちゃん先生」のあだ名で親しまれる現校長にはファンも多く、現在もリピーターからご指名がかかるのだとか。

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2006年からは店を拡大し、本格讃岐うどんを食べられるスペース「てんてこ舞」も併設。金刀比羅宮周辺の休憩スポットとしても人気になった。店長の今井さんは「みなさんに楽しんでもらえることが一番ですね。これからももっとおいしく食べてもらえる工夫や、もっと楽しく体験してもらえるような展開をしていきたいです」と話す。

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うどん学校の料金(体験、食事、お土産付き)は一人1600円+税(2~14名の場合。15名以上は1400円+税)。9:00~15:00の間で予約可能(HPからは3日前まで。急ぎの場合は電話)、所要時間は40~60分。単に食べるだけでなく、うどんを知り、作った上で、さらにおいしく味わう——そんな1時間を、旅のプランに組み込んでみてはいかがだろう。

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