スパイスの魅力をじっくり楽しめる!新潟・三条スパイス研究所の「ビリヤニセット
著者撮影
1時間に1本しか走らない列車に乗り込んで、JR弥彦線 北三条駅へ。駅から歩いて1分の場所に「三条スパイス研究所」はある。2016年3月にオープンしたこの場所は、三条におけるスパイス文化発信の拠点として、様々なスパイス料理を提供する。
2016年にオープンした三条スパイス研究所
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自由に休憩が可能な三条市の公共施設「ステージえんがわ」の中にある「三条スパイス研究所」。建物中央のキッチンカウンターで料理を注文し、先に会計まで済ませる方式だ。
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木の温もりが感じられる店内には、テーブルや椅子がゆったりと配置されている。一人で来ているお客さんも多く、ふらりと立ち寄っていつまでもくつろげるような、自由な雰囲気がある。
注文してしばらく経つと、スパイスの香りが店内に充満し、食欲をそそられる。各種スパイスや、食に関する書籍の販売コーナーが設置されており、料理が提供されるまでの待ち時間も楽しく過ごせる。
スパイスをとことん味わう「ビリヤニセット」
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1650円(税込)のビリヤニセットは、数量限定のメニューだ。セットには、ビリヤニスパイスごはん、カレー1種、スパイスと野菜のおかず3種、デザート、ドリンクが含まれている。ドリンクは、ジュースとスパイスを煮出して作ったお茶のどちらかを選択できる。
パラパラとかために炊かれたビリヤニには、シナモンなどのホールスパイスが入っており、素晴らしい香りが漂う。ナッツの食感が、いいアクセントになっている。
マスタードシードがたっぷりと入ったライタはビーカーで提供され、まさに「研究所」ならではの遊び心がある。もったりと濃厚な味わいの中に、時折ピリリと感じられる刺激が楽しくビリヤニとの相性も抜群だ。
タンドリーチキンは皮がパリッと焼き上がっており、一口食べると肉汁が溢れる。スパイス類でしっかり味付けされていて、食べごたえは充分。
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「本日のカレー」から選んだのは、「神楽ナンバン ドライキーマ」だ。新潟で古くから栽培されてきた唐辛子、「神楽南蛮」を使用している。ひき肉の旨みやクローブの甘みと、神楽南蛮の辛さのバランスが絶妙。
カレーやライタ、そして付け合わせのお野菜を混ぜ合わせながら食べると、ビリヤニの表情が様々に変わる。スパイスの組み合わせの妙を存分に楽しめるセットである。
※以下のお店情報は記事投稿日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。
INFORMATION
名称 | 三条スパイス研究所 |
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住所 | 新潟県三条市元町11−63 |
アクセス | JR弥彦線 北三条駅から徒歩1分 |
電話番号 | 0256-47-0086 |
営業時間 | 10:00〜20:00(L.O. 19:00) |
定休日 | 毎週水曜日、第1火曜日 |
URL | http://spicelabo.net/ |
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