古典を紐ときセンスで再構築された江戸料理!芝公園・食事 太華の「猪もも肉の江戸味噌煮」
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都営地下鉄三田線の芝公園駅より徒歩2分、またはJR浜松町駅南口より徒歩15分ほどの場所にある、江戸料理のお店「食事 太華」。現代の日本料理は上方料理が主流となっているが、こちらでは今や珍しい江戸料理を楽しませてくれる。
古典を紐とき、センスで再構築する海原流の江戸料理
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店内の席数は16席で、カウンターとテーブル2台の小体な空間。料理は単品でもいただけるが、7,500円の「季節のおまかせコース」が定番のオススメだ。
「江戸料理」の定義はを簡潔に述べると、出汁の使い方が京料理とは異なる。椀は昆布を用いず鰹のみで出汁を取るところが特徴だ。こちらのご主人、海原さんは昔の文献を紐解き、ご自身のセンスでアレンジを加え江戸料理を再構築されている。
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今回いただいたのは、11月15日に猟が解禁となったばかりの「猪」。しかも、定番の牡丹鍋ではなく、海原さんの技を駆使した「江戸料理としての猪」である。江戸時代に好まれていた江戸味噌との相性は抜群で、強い印象を残す料理。
安芸高田の猪を用いた唯一無二の猪料理
江戸時代には猪は「山くじら」と呼ばれ、人気を博した。創業を享保3年(1718年)にさかのぼり、今なお両国にある、もゝんじやは牡丹鍋を名物とする(猪は丹波篠山産)。今回、海原さんが使用された猪は広島県の安芸高田産だ。
猪もも肉の江戸味噌煮 著者撮影
「猪もも肉の江戸味噌煮」をいただいてみると、今まで体感したことのない猪の味わいに舌鼓を打った。ローストビーフのような見た目だが、非常に柔らかく、同時に猪らしい食感も楽しめる。
猪自体の旨味が抜群であり、それを海原さんのセンスで唯一無二の味に仕上げている。味噌の使い方も良く、「味噌煮」という名を良い意味で裏切る味わいだ。
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こちらは鹿肉。同じく安芸高田産で、鹿も抜群においしい。
猪、鹿にネガティブなイメージを持っている人は、確実に裏切られ、おいしさを再発見できるだろう。なお、特別に手配が必要な食材なので、事前予約は必須だ。コース料金12,000円(税別)〜で相談に乗ってもらえる。特別コースであっても江戸料理をいただけるので、二重のサプライズがあるだろう。
※以下のお店情報は記事投稿日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。
INFORMATION
名称 | 食事 太華 |
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住所 | 東京都港区芝2-9-13 |
アクセス | 都営地下鉄三田線 芝公園駅 A出口より徒歩2分、JR 浜松町駅南口より徒歩15分 |
電話番号 | 03-3453-688 |
営業時間 | 18:00~24:00(最終入店 22:00) |
定休日 | 土曜日 |
URL | http://www.taika-shiba.com/ |
地図 | Googleマップで確認する |