この料理を食べる為に訪れたい Vol.28

閑静な住宅街に佇む沖縄そばの名店! てんtoてんの「木灰すば」

九州・沖縄
この逸品
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この料理を食べる為に訪れたい
ご当地グルメ
そば・うどん
沖縄そば
沖縄都市モノレールゆいレール
首里駅

著者撮影
沖縄都市モノレール「ゆいレール」の安里駅より徒歩25分ほどの閑静な住宅街に店を構える、沖縄そばの名店「てんtoてん」。奄美ツタに覆われた洋館風の店舗は、そば屋には見えない外観だ。

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閑静な住宅街に佇む沖縄そばの名店


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店内は、思わずホッとするような雰囲気で、開け放たれた窓からは心地良い風が通り抜ける。因みに、店名の「てんtoてん」は、人と人とを結びつけつながる場所になってほしいといった願いが込められているそうだ。

メニューは木灰すばの他に、300年の伝統を持つ西表島のアカマヤー米を使った古代米のおにぎりとぶくぶく茶といたってシンンプル。

昔ながらの製法で作られる「木灰すば」


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木灰すばは、沖縄独自の伝統的な技法で作られた木灰水が使われている。木灰はガジュマルなどの亜熱帯の樹木を燃やした際に出る灰のことで、かん水が高価で珍重されていた時代は木灰を水に沈殿させてできる上澄み部分をかん水の代用品としていた。

シンプルではあるが、品の良さと引き締まった沖縄そばは、丁寧にアクを取り除いた上品なスープにツルっとしたのど越しの麺が相性抜群。独特の歯切れと後味を帯びた個性的な平打ち縮れ麺が印象的で、モチモチッとした食感と適度なコシが特徴。

化学調味料を使っていない澄んだスープは、あっさりしているのに奥行きがある鰹節の出汁。味の輪郭がくっきりしながらも優しい味わいで、最後の一滴までしっかり飲み干せる。具は、肉、かまぼこ、紅生姜、葱。やや甘めに味付けされた肉とスープの組み合わせが絶妙。

また帰ってきたいと思わせる、沖縄版スローフードとも言える味わいである。

※以下のお店情報は記事投稿日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。

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