庄内の郷土料理と女将さんに癒される!鶴岡・小料理店 いな舟の「鯨汁」
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鶴岡駅から車で10分ほどの繁華街に店を構える小料理店「いな舟」。店構えは重厚だが、実際には庄内弁を話す女将さんとその料理に、肩の力を抜いて寛げるお店。店内は清掃が行き届いており、若い人にこそオススメしたい一軒だ。
庄内食材の強さを実感するラインナップ
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料理は女将さんが自ら作っており、これがおいしい。
庄内の郷土料理で、おいしいだけでなく面白さや新発見がある。庄内の魚種の豊富さと野菜のおいしさにも気付かせてくれる。
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メニューには価格が書かれていないが、大体500円〜1,000円との事。おまかせコースは4,000円で作っていただける。大変リーズナブルなので、臆さずに頼んでも問題ない。予算は大体5,000円ほど。
ホッとする味わいの郷土料理たち
豆ご飯 著者撮影
庄内の夏の風物詩、だだちゃ豆を使った「豆ご飯」。
この時季鶴岡では、町中の直売所に様々な生産者さんのだだちゃ豆が並び、各々試食コーナーがあるところに、庄内の人のだだちゃ豆好きっぷりを感じる。現地の朝採れの味わいたるや、格別。香りに食欲を刺激され、いただいてみると甘みが強い。わざわざ現地に行く喜びのある味わいだろう。
※8月末までの提供となる
岩牡蠣 著者撮影
岩牡蠣も庄内の夏を代表する食材。甘くて、じんわりと広がる苦味が心地良い。
鯨汁 著者撮影
女将さんいわく、昔から食されてきた夏の郷土料理が「鯨汁」。昔は干し鯨を使用していたので臭いがあったそうだが、現在は塩鯨が用いられており、臭みは全く無い。
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鯨の脂を活かし、野菜をたっぷりと食べる料理であるそう。野菜の種類は家庭それぞれだが、こちらは大根、玉ねぎ、ジャガイモ、長ネギ。ジャガイモが入る。
庄内は食材が豊富なので季節、時期によって料理は変わる。一度伺えば、また異なる季節に訪問したいと思うこと請け合いだ。
※お店の情報は記事投稿日時点のものです。訪れる際には予め営業日時をお店にご確認ください。
INFORMATION
名称 | いな舟 |
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住所 | 山形県鶴岡市本町2-18-3 |
アクセス | JR羽越本線 鶴岡駅から2,015m |
電話番号 | 0235-22-1061 |
営業時間 | 17:30~22:30 |
定休日 | 日曜日 |
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